#2 瀧瀬彩恵 (YCCC)

吉原でがんばるあの人の、とっておきの音楽プレイリストをお届けするシリーズ。レコード屋さんに通うことは少なくなったけれど、昔より音楽の話をする機会は増えたような気もする。いろんな人に話を聞きながら気づいたのは、好きなことについて誰かとシェアするのってとても楽しいね、という原始的なこと。教えてもらったら聴きたくなるし、聴いたら話してみたくなる。

第2回は吉原中央カルチャーセンターのメンバーであり、「言葉と身体」を掲げて編集者としても活動する瀧瀬彩恵の縦横無尽ラインナップ。

 

SELECTOR COMMENT

「言葉と身体」どちらも意味があるようでない。シンプルでいて不可解。喜怒哀楽の東西南北。Koki Nakanoさんに取材した時の「踊り(身体)と音楽は元来同じもの」というお話。音楽を聴くと皮膚、骨、内臓が耳になって空間に流れ出るような感覚になること(踊りのはじまり)みたいなことを考えながら音楽を集めてみました。身体をもつ人間はヘンテコでおもしろい!

INFO

1990年東京生まれ、米国育ちのち神奈川育ち。編集・執筆・翻訳など言語化や伝達に従事する傍ら、言葉と身体について考察している。2020年、心身を巡るインタビュープラットフォームSeen Scenes立ち上げ。2022年、自身の身体感覚・言語感覚・アイデンテティの周辺にまつわるエッセイ集「言葉は身体は心は世界」を上梓。様々な分野の表現者と、文筆と広義の「翻訳」を通して協働している。現在は東京圏と静岡県富士市で二拠点生活を実践中。 www.seenscenes.com


“Media of Yoshiwara, by Yoshiwara, for Yoshiwara”

徹底的にどローカル。今と昔を見つめながらすこし先の “新しい吉原カルチャー” を考える

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