【8/27(日)開催】PARKIN’ JAMMIN’ YOSHIWARA 2023
商店街の立体駐車場が自由に遊べる一日限りの公園に!「まち」との関わり方をアップデートしよう
本イベントは、駐車場(parking)を公園(park)のように〈遊び場〉として使いこなし、属性や国籍を問わず誰でもあらゆるカタチの表現を混ぜ合わせ(jamming)、参加者それぞれの自由な遊び方と楽しみ方で唯一無二の空間を作り上げることを目指しています。
初年度となる2023年の目玉は、都市空間に農園を作っていく市民活動の過程を追った「都市を耕す エディブルシティ」と、ブラジルのストリートカルチャーをデザインと文化人類学的視点から捉えた「街は誰のもの?」のドキュメンタリー映画2作品を上映。「街は誰のもの?」上映後は阿部航太監督を招いたアフタートークを実施します。そのほか、富士市在住ブラジル人による出店を含む屋上マルシェ、地元ダンス教室による発表、DJやジャズライブ、吉原祇園祭の方々は飛び入り参加大歓迎の宮太鼓共演など盛りだくさんの内容でお届けします。
INFO
イベント名:PARKIN’ JAMMIN’ YOSHIWARA 2023(パーキン ジャミン ヨシワラ)
開催日時:2023年8月27日(日) 12:00開場/20:30閉場
会場:静岡県富士市吉原2-11-8「ほんいちパーキング」立体駐車場5階&屋上 Google Map
参加無料(任意応援制)
:マルシェ出店:
BADASS BEER BASE、BlueSafari、BRAZILIAN BBQ、ブロカント・カフェ、chagama、Fragrant coffee、フジキャンドル、フレーバーファクトリー、HIKKI'S STEAK、色男とチャイコ、唐揚げ十四番、カレー屋ロストコーナー、Lotus、Luana、MAYER、MONDAY、plant possibility、Quero mais ice cream、SUNCAFE、sunsetwave、TOYBOX、休憩所 by T2AS、吉原中央カルチャーセンター
:ステージ:
真由美(vo)助川太郎(g)、GREAT YAMA、SEITA-LOW、TOM、G-ma、BREEZE、VORTEX+BEAT HABITT's、宮太鼓(ホスト 内藤佑樹・川島麻友美)
:ライブグラフィティ:
T2AS、TOGAKUSHI SOBA × masuo × Yoshiwara∞
主催(五十音順):唐揚げ十四番(鈴木大介、桜木美緒)、川島麻友美、吉川肇、木村隼人、GoodSound P.A.Works、Fuji映画館復活プロジェクト、吉原中央カルチャーセンター(田村逸兵・たきせあやえ)
協力:エディブルメディア、Trash Talk Club、world football bar KICKERS
TIME TABLE
MOVIE
「都市を耕す エディブルシティ」(15:00上映)
「空き地で、食べ物を作れるんじゃない?」
経済格差の広がる社会状況を背景に、新鮮で安全な食を入手するのが困難な都市を舞台に一部の市民が始めたアスファルトやコンクリートをガーデンに変えて行く活動。それが共感を呼び、世界に大きなうねりを生んでいます。
「食が重要視されないなら 市民がその重要性を訴えるだけ」
「(社会の中で)問題は山積みだけど 食なら人々の力で変えられる」
そんな思いから、健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとさまざまな活動が生まれて行く。そして、一人一人の活動がコミュニティを動かす力となり、社会に変化をもたらす。卓越した草の根運動のプロセスを実感できるドキュメンタリー。
2014年製作/56分/米国
監督:アンドリュー・ハッセ
配給:エディブルメディア
「街は誰のもの?」(17:30上映)
「存在したかったんだ。この街に存在したかったんだ。」
グラフィテイロ(グラフィティアーティストの現地での呼称)がつぶやく背景に広がるのは、南米一の大都市サン・パウロ。そこには多様なルーツ、カルチャーが混沌とするブラジル特有の都市の姿があった。東京でグラフィックデザイナーとして活動する阿部航太が、2018-19のブラジル滞在で体感した「街」。そこには歪んだ社会に抗いながら、混沌の波を巧みに乗りこなすグラフィテイロ、スケーター、そして街を歩き、座り込み、踊り明かす人々がいた。
イリーガルな表現活動から日常生活まで、地続きに営まれるその風景は、私たちが知っている街の姿を痛快に批判しているように思えた。ブラジルの4都市を巡り、路上から投げかけられた一つの問いへの答えを追うストリート・ドキュメンタリー。
2021年製作/98分/日本
監督・撮影・編集:阿部航太
配給:Trash Talk Club
アフタートーク開催決定!
阿部航太
1986年生まれ。静岡県富士市生まれ埼玉県育ち。廣村デザイン事務所を経て、2018年よりデザイン・文化人類学を指針にフリーランスで活動を開始。2018年から2019年にかけてブラジル・サンパウロに滞在し、現地のストリートカルチャーに関するプロジェクトを実施。2021年に映画『街は誰のもの?』を発表。近年はグラフィックデザインを軸に、リサーチ、アートプロジェクトなどを行う。2022年3月に高知県土佐市へ移住し、地域おこし協力隊として技能実習生に関わる国際交流のミッションに従事。 http://abekota.com/
T2AS
大阪在住。大学でグラフィックデザインを学びながら、グラフィックやウォールアートを行っている。 @t2as_
進行:田村逸兵(Bird -old pizza house- / 吉原中央カルチャーセンター)
STAGE
DANCE PERFORMANCE 13:00〜
VORTEX+BEAT HABITT's
宮太鼓 14:20-14:50
ホスト:内藤佑樹・川島麻友美
飛び入り参加大歓迎!
JAZZ LIVE 16:30〜
真由美 @mayumi_vocal
ボーカリスト。伊豆の国市生まれ。 25歳で上京。歌手になる夢を思い出し「ブレスボイストレーニング研究所」の福島英氏に師事し、以後どこまでも深く魅力的な声になる為日々トレーニングに励む。都内のライブハウスなどで歌い始め、地元の伊豆に戻ってからも各所にてジャズやボサノバを歌っている。現在は沼津市添地町にて「カフェアコルデ」を経営しながら歌の活動も行う。
助川太郎 @tarosukegawa
ギタリスト/作編曲家。1973年東京生まれ。2001年 Berklee college of music ギター科卒業。 ごく限られた範囲のジャズ、ブラジル音楽、南米音楽、現代音楽を深く愛し、日々クラシックの小品を弾く。近年は生音ソロギターライブを創作の中心としつつ、様々なジャンルのミュージシャンとプロジェクトを展開中。 その成果として生まれた作品をウェブショップ"鹿村堂~ROKUSONDO~"で発表している。 目指すのは「シンプルで上質な音楽」 2021年9月最新オリジナル作品集「レクイエムンド」をリリース。趣味:読書、水泳、サウナ、珈琲
DJ BOOTH 12:00-20:30
GREAT YAMA、SEITA-LOW、TOM、G-ma、BREEZE、SIO
ROOFTOP MARKET & FOOD
常識にとらわれず遊び心にあふれたオリジナルビール・セレクト Badass Beer Base
ブラジリアン 肉ボウ、BBQ BRAZILIAN BBQ by @rmozan
パリの普段着のお料理をクミックロワイヤル号でお届け ブロカント・カフェ
ガラス細工や陶芸の経験を経て作られるオリジナルキャンドル FUJICANDLE
夏も食べやすいアジアンフードのフォー、冷たいスイーツ、オリジナルカクテル 色男とチャイコ
自家製シロップのかき氷 SUNCAFE
MESSAGE
このイベントの発端となった映画『街は誰のもの?』では「グラフィティ」がアートとして認められる一方、行為そのものはイリーガルであることから、グラフィティに対する価値観が、人々が置かれる環境に大きく左右される姿が映ります。そんな中でも、スケーターの少年は自分のまちを愛する言葉を語ります。
まさに「誰のための『まち』なのか?」を観る者へ問いかけるこの映画。舞台はブラジルですが、日本における『まち・公共』のあり方、作り方にもヒントを与えるのではないかと考えています。
今回の会場となる「立体駐車場」の周辺(吉原商店街東エリア)は、コロナ禍でも新規出店が相次ぎ、ゆるく賑わいを取り戻しています。自分たちのまちがもっとどうなったら楽しいか?住みやすいか?という会話が日常的に飛び交い始めたこの場所で「こんなこともあるよね」「こうなったら楽しいよね」を少しづつ集めてJammin' するのが、今回のイベントです。
この見晴らしの良い立体駐車場の屋上(Parking)を、1日限りの公園(Park)と捉え、みんなに開かれた場所をつくります。自由に遊んでもらうことで「まち」との関わり方がアップデートされることを目標にしています。一緒にJammingしましょう。
(発起人:田村逸兵)
ご来場の皆様へ
当イベントは自分たちの「まち」を自由な遊び場として楽しむ場です。この場にいる全員が等しく、遊び場をそれぞれの自由と責任のもと楽しみましょう。また、この遊び場をつくる全ての人たちと今後の継続的な企画実施に向けて当日は「応援封筒」へのご協力をお願いします。
映画鑑賞希望者は折り畳み椅子等の持ち込み推奨 / 車でご来場の方は周辺駐車場をご利用ください(会場「ほんいちパーキング」は契約者優先)/ 雨天決行、荒天中止